サラリーマン63歳の独白~キャリアと生き方~

キャリア・転職

皆さま、こんにちは!当ブログ管理人の悠爺です。

このブログを立ち上げたとき私は60歳でした。

今回は63歳になった今、残りわずかとなったサラリーマン人生をどう生きるか、また過去を振り返って自分のキャリア観について触れてみたいと思います。

取り留めのない話になりそうですが、お付き合いいただけると有難いです。

経済的自立に向けて

ブログ立ち上げの動機

60歳になった当時はリタイア後を見据えて、副業的にブログでお小遣い程度の収入が得られればよいなあ、といった気持ちがあったのは事実です。

ブログのタイトルに「悠々自適なセカンドライフ」という文言を入れ、まずは経済的自立を目指して行こうと考え、株式、債券、リート、ゴールドの4つに分散投資をしながら運用してきました。

実際に資産運用を始めたのは58歳の時なので、このブログを書き始める2年前からやりだしてはいました。

実はこのブログ、Googleのアドセンスに2回チャレンジしたのですが、2回とも落ちてしまいました。

アフィリエイトも考えましたし、アフィリエイトを運営する方からお誘いもいくつか受けたのですが、どうも読者を購買に誘導するという感覚になじめず、アフィリエイトもやらずに今に至っています。

そのため、当然ながらブログ収入は全くありません。

資産運用と経済的自立

資産運用状況については毎月正直に掲載を続けているので、読んでおられる方にはお分かりかと思いますが、私の金融資産は2026年3月末時点で2億4,605万円となっています。

資産運用を本格的に開始した58歳のとき(2021年)から資産額は1.2億円増加しており、資産運用開始してから増加ペースは明らかに加速しています。

実際、↓のグラフから見て取れるように

  • 純資産ゼロから1.2億円までに11年要した
  • 次の1.2億円の積み上げまでに要した期間は5年に縮まった

ことからも明らかです。

インフレの時代、資産運用をリタイア前までに何とか軌道に乗せることができてよかったです。

また、インカムゲインは2025年の実績で345万円(税引後)で、今年(2026年)は400万円を目標にしています。

資産状況(2025年12月) 分配金編
皆さま、こんにちは!当ブログ管理人の悠爺です。2025年12月の資産状況のうちポートフォリオの運用状況を前回の記事で公開しました。今回はその続編ということで、分配金の実績について報告します。分配金推移単月の金額推移2025年12月の分配金(...

以上からリタイア後の生活に必要な経済的基盤はほぼできたと思っています。

今後のブログ運営

65歳から公的年金の受給も始まることを考えると、さらにブログで収入を増やす意義は薄れました。

今後はこのブログを収入のための手段とはせず、自分の生きた軌跡を記録として残す方向に転換することにします。

煩わしい広告の掲載もありませんし、読者の方に何かを買わせるために誘導することもしません。

同じ悩みやリタイア後の生き方を模索している方に少しでも共感してもらえる情報をこれからも発信していきたいと思います。

サラリーマン人生の終わらせ方

サラリーマン人生いつまで続けるか

今勤めている会社は定年が65歳となっています。

役員クラスの経営層の人たちは年齢に関係なく働けますが、一般社員の私は65歳で定年を迎えます。

65歳以降は契約社員として年単位での更新で継続して働くことは可能です。

働きたい人にとっては恵まれた就業条件ですが、私はというと、今の仕事内容は質的にも量的にも継続するには重すぎるので、定年以降継続して働く意思はありません。

今後は自分の後継者を定めて引継がせることに集中するつもりです。

引継ぎが順調に進めば65歳より早くリタイアすることも想定しています。

少し我儘に働く

残りのサラリーマン期間も短くなったので、意義を感じない仕事は切り捨てていくつもりです。

周囲から見ると少し我儘に見えるかもしれません。

加えて、言うべきは遠慮せずに言うつもりです。経営層に対してもです。

マインドとして、リタイア時点で悔いが残らないようにしたい。

やり残し、言い残しがないように計画的かつ少し我儘に行動していきます。

サラリーマン人生の振り返り

やりたいことを軸に

私は24歳で日本の伝統的な大企業(いわゆるJTC = Japan Traditional Company)に就職し、技術職としてキャリアを開始しました。

50歳のとき私が携わっていた業界からの撤退が会社の方針として決定され、私がいた職場は清算されてしまいました。

JTCに残るなら職種転換しなければなりませんが、私は自分がこれまで関わってきた業界での仕事を続けたかったので、思い切って転職しました。

転職先の会社は外資系でした。

なかなか一筋縄ではいかない仕事の連続でしたが、今となっては幅広くいろんな経験を積むことができ、自分の成長につながったと思っています。

転職してしばらくの間はJTCに残ればよかったと自分の選択を悔やむときもありましたが、そこは頑張って乗り越えました。

そして60歳間近でもう一度転職し、今度は日系のスタートアップに入社しました。

外資系時代の経験が活かせているので、2回目の転職では何かを後悔しているということは(今のところ)ありません。

出世の意味

20~40代当時、JTCにいた自分にとって、出世したいという意欲はありましたし、それがモチベーションで面倒でつらい仕事もこなしてきたのは事実です。

45歳のころ社内の管理職選抜の教育プログラムに自分が入れなかったこと、同期の中にそのプログラムに選ばれた人がいたことから、自分は出世競争の第一陣から脱落したことを認識しました。

それは会社が決めたことで、サラリーマンとしては受け入れるしかありません。

悔しい気持ちがなかったと言ったら嘘になりますが、腹立たしいと思ったり、誰かに愚痴って管をまくような行動はしなかったと思います。

それよりも自分は今の会社に居続けることが幸せなのか自問するようになりました。

自分には何ができるのか?今後何で飯を食って行けば、家族を養っていけばよいのか?

を考えるようになりました。

出世コースから外れた以上、出世した人間を勝ち組というなら自分は負け組である。

しかし、そのように考えると会社員の大半は、ほんの一握りの役員などの経営層を除いて、どこかの時点で負け組になってしまう。

出世で負けたからといってすべてを失ったわけでもないし、自分なりに幸せを追求すればよいではないか。

という感じで少しずつ発想を転換していきました。

故 大江英樹さんの言葉を借りれば、その時私はサラリーマンとして「成仏」したのでしょうね。

悔いのない生き方を目指す

いろいろ考えた挙句の結論として、

幸福は悔いのない生き方をすることで自ずと手に入る。

と考えるようになりました。

人生は選択の連続です。

いちいち過去の選択に対して、ああしておけばよかった、こうしておけばよかったと言っていたらキリがありません。

さらによくないのは過去の選択を自分の判断=自己責任とせず、周りにその原因を求めて悔やむことです。

そういう人は不幸ですし、周りも不幸にしていくので近寄らないことです。

計画的偶発性理論

プランド・ハプンスタンス(Planned Happenstance)と呼ばれるこの理論は、後知恵的な言い方になってしまいますが、私のキャリア観にマッチします。

計画的偶発性理論については↓にわかりやすい解説があるので、興味のある方はご参照ください。

計画的偶発性理論とは?具体例をわかりやすく解説
計画的偶発性理論とは 計画的偶発性理論とは、キャリアは偶発的な出来事で決まることが多いので、日々の行動や向き合い方を変えて、機会を呼びこむことを説いたキャリア理論です。 1999年に米国スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ(Krum

私はこれまでの2回の転職で、業界は固定してきましたが、その中で手掛けた仕事は広範囲にわたります。

技術、人事、計画、IT、M&A、戦略などなど。

それらの経験は、自分のキャリアイメージからすると技術以外はどれも想定外でした。

面白そうだと思ったらまずはやってみる、というスタンスを取り続けたからそうなったのだと思います。

好奇心、冒険心、柔軟性がある行動をしていれば計画的に偶然を呼び込むことができる。

(計画的偶発性理論から)

将来が不透明で自分のキャリア像を描けないと悩まれている方は、是非この理論に触れて頂くとよいと思います。

結論:今の自分は幸せか

そうですね。まあまあ幸せだと思っています。

理由は悔いが少ないからです。

一つの会社で出世することを幸せの絶対基準にしてしまうと、ほとんどの人はどこかで不幸になってしまいます。

そういう生き方は自縄自縛的であり、私はおすすめできません。

目の前のことを一所懸命やる、さらに新しい話が舞い込んできて面白そうだと思ったらまずはやってみる。

そうして生きていけば、たとえ新しい話がうまくいかなかったとしても、自分の中には経験としての学びが蓄積されていくはずです。

Experience is what you get when you didn’t get what you wanted.

ランディ・パウシュの名言です。

それでよいのではないでしょうか?

皆さまはどう思われますか?

ここまでお読みいただきありがとうございました。次回のブログでまたお会いいたしましょう!

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