皆さま、こんにちは!当ブログ管理人の悠爺です。
昨年(2023年)8月に夫婦2人暮らしになってから、リタイア後の準備として、毎月の生活費を把握し、こちらのブログに公開してきました。
生活費の費目の中から、水道・光熱費を取り上げて1年間の推移を分析してみましたので、こちらに公開いたします。
水道・光熱費は、定額部分を除き、使った分だけ課金される変動費が大半を占め、家庭内での活動のバロメータでもあります。
最近では電気やガスも契約が多様化しているので、もし皆さんの水道・光熱費が世の中の平均を大きく上回っているようであれば、節約はもちろん、契約の見直しも検討されるとよいでしょう。
悠爺家の状況が皆さまの参考になれば幸いです。
2023年8月から2024年7月までの水道・光熱費の推移
例によって、総務省の家計調査報告(家計収支編)の2023年のデータを参照することにします。
我が家に近いのは65歳以上無職夫婦二人のみの世帯ですので、その水道・光熱費を見てみると、平均月額で22,422円となっています。
↓の下側の帯グラフの「光熱・水道 8.9%」の部分です。
これに対し悠爺家の水道・光熱費は以下のグラフの推移を辿りました。
悠爺家の水道・光熱費の平均は月15,191円で、世間の平均22,422円に対し68%程度となっています。
尚、水道料金は2カ月に1回の徴収なので、該当2カ月それぞれに半額にしてグラフには表記しています。
平均で見ると世間一般に対しかなり抑えていますが、上のグラフからも見て取れるように、月によって金額の変動がかなり激しいです。
特徴として、
- 水道料金は年間を通じて毎月ほぼ同額で変動が小さい。
- 電気代は夏場と冬場にピークがあり、冬場のピークの方が大きい。
- ガス代は夏場が最小で冬場が最大となり、電気代とくらべて変動が非常に大きい。
といった点が見られます。
電気代とガス代の変動は明らかに冷暖房の影響です。
ちなみに我が家の冷房手段はエアコンと扇風機です。
扇風機は1階のリビングに1台、2階の寝室に1台あり、夏場は1階で食事をしている時と、2階の寝室で過ごしている間(就寝時含む)は概ね回しています。
ただ、エアコンは真夏でもリビングでは滅多につけません。通気と扇風機で何とか凌げています。
一方、寝室は2階にあることから日中だけでなく夜も暑くなるため、特に就寝時はエアコンをつけっぱなしです。
続いて冬場の過ごし方ですが、我が家の暖房手段は床暖房と赤外線ヒーターです。
暖房でエアコンを使うことはほとんどありません。
1階は床暖房のみ、寝室、個室では赤外線ヒーターを使っています。
我が家にはストーブがないので、灯油や薪などの燃料も使いません。
冬場のガス代を押し上げているのは床暖房です。
ガス温水型の床暖房のため、温水になるまで温度を上げるのにガスを使い、温水を循環させるのに電気を使います。
このため冬場の方が夏場よりも圧倒的に水道・光熱費が掛かります。
実際、年間を通じての我が家の水道・光熱費は11月最小で9,042円、3月最大で28,242円となり、最小と最大で3倍以上の開きがあることがわかりました。
まとめ
悠爺家の水道・光熱費は、65歳以上無職夫婦2人世帯の平均の68%と、今のところ夫婦2人暮らしとしてはまあまあの水準に抑えられています。
一方、私はまだサラリーマンとして働いており、在宅勤務の時もありますが、平日は出勤する日の方が多い状況です。
従ってリタイア後は自宅で過ごす時間が確実に増えますから、水道・光熱費は今よりも上がるでしょう。油断は禁物です。
床暖房はとても快適で、リビングでは床暖房以外の暖房器具は真冬でも使いません。
大変優れた暖房法ですが、ガス代がかさむのが難点です。
因みに我が家では電気はauでんき、ガス代もauでまとめています。
もろもろau経済圏に頼って生活しているからですが、電気、ガス自由化の中でベストの選択かどうかというと必ずしもそうではないと思います。
しばらくは現状維持ですが、余裕が出てきたら他のサービスと比較して切り替えも考えたいと思います。
首都圏郊外に住んでいるので、この程度の光熱費で済んでいますが、寒冷地で暮らすとなると、さらに灯油代なども掛かるでしょうから、まあまあ恵まれている方だと思っています。
暑さ、寒さを我慢するのは本当に健康に良くないので、無駄は排除しつつも必要な時は遠慮なく使いましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次回のブログでまたお会いいたしましょう!
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