皆さま、こんにちは!当ブログ管理人の悠爺です。
ほとんどのサラリーマンは私を含め、50歳くらいになるとキャリアの先が見えてきます。
同時にこのころから親の介護が気になり始める人も多いのではないでしょうか?
私は2024年10月現在61歳の現役サラリーマンで、今年親二人を在宅介護で看取り、5年におよぶ介護を終了しました。
参考までに生命保険文化センターの情報(2021年度)を引用すると、
- 介護期間は平均5年1カ月
- 月々の介護費用は在宅の場合平均4.8万円、施設の場合平均12.2万円
となっています。

この介護期間は片親の介護に要した期間なのか、それとも両方の親の介護に要した期間の合計なのか判然としません。
病気や症状によるところですが、片方の親の介護に5年かかることは、私の経験からもごく標準的な気がします。
親が歳の差夫婦の場合、二人でトータル10年間、親の介護に追われる可能性は十分あり得るということになります。
10年は長いです。
そして親の介護は当ブログのメインテーマである「悠々自適」に対して大きな影響を与えます。
というのも、親の介護が始まると、
- 経済的負担
- 肉体的負担
- 精神的負担
- 時間的負担
が発生するからです。
親と子供という緊密な関係ゆえにドライに割り切ることが難しいといった葛藤にも直面するでしょう。
私の場合もそうでしたが、親の介護は「倒れた」「事故に遭った」など、予期せぬタイミングで突然始まります。
慌てますよね。
ネットで検索してヒントを得たいと思われている方におススメなのが↓のYoutubeチャンネル「親ケア.com」です。
チャンネルを運営されている介護アドバイザーの横井さんが、ご自身の経験や調査結果をもとに、介護で直面する様々な問題や悩みに丁寧にアドバイスをされています。
横井さんは一貫して介護者が無理をする介護はダメ、親の希望をすべて叶えるのが親孝行とは限らない、親の安全、安心そして介護者である自分を大事にしなければよい結果につながらないと説いています。
ひとたび介護が始まると、親類がいろいろと口を出してきたり、何かと煩わしい場面が出てくることが多くなります。
チャンネルのコメント欄では、そうした実にさまざまな個別のお悩み相談に対しても、横井さんは相談者の気持ちに寄り添いながら丁寧にアドバイスをされており、大変好感が持てます。
介護の方針をどうやって決めるか
いよいよ親の介護が始まりそうだけれども、何からどうすればよいかわからないという方には、横井さんの数ある動画の中で、まずは以下をご覧いただくことをおすすめします。

この動画では以下の5つのステップから考え始めることを説いています。
- 【ステップ1】「親の心身の状態」を把握する
- 【ステップ2】「誰が介護するのか」を決める
- 【ステップ3】「さまざまな支援制度」を把握する
- 【ステップ4】「いくらぐらいなら支払えるか」を考える
- 【ステップ5】「親がどこで暮らしたがっているか」を考慮
詳しくは上の動画を見て頂ければと思いますが、私自身の経験も踏まえて、それぞれに対して少しだけコメントいたします。
【ステップ1】「親の心身の状態」を把握する
介護は何となく始まることはまずなくて、親の病気やケガなどの事故から始まる場合が殆どでしょう。
そうした目に見える症状に加えて重要なのが認知症の症状があるかどうかです。
私の両親は物忘れなどはありましたが、幸い認知症と言えるほどの症状は最後まで出ませんでした。
認知症が進むと在宅介護は格段に難しくなることはわかっていたので、認知症になったら施設に入れるつもりでした。
認知症が確定し、金融機関に伝わると本人の預金口座が凍結されることがありますので、認知症が始まったと思ったら早速行動する必要があります。
認知症についても横井さんのチャンネル「親ケア.com」に参考になる動画がたくさんありますのでご覧いただくとよいでしょう。
【ステップ2】「誰が介護するのか」を決める
すでに兄弟姉妹の中で親との同居が決まっていても、介護をその人に100%押し付けるのはやめるべきです。
そういうことをしていると相続の時にまたもめることになります。
私の場合、兄弟の中で実家の近くに住んでいる人が介護のメインを引き受け、土地が離れている私はサブになりました。
例えば、平日はメインの者が担当、土日は私が見るといった具合で、その時々の状況に合わせて分担を決めていきました。
【ステップ3】「さまざまな支援制度」を把握する
公的な支援制度は思った以上にいろいろあり、私の場合も学びながらいろいろ利用しました。
要介護度に応じて有料、無料などの違いや使えるサービスが違ったりします。
支援制度に関して知りたい場合は、自治体に必ずある「地域包括支援センター」に行って相談することが第一歩になると思います。
自治体によって提供されるサービスが異なることもあるので、ネットの情報だけでなく、地域包括支援センターに行って相談することをすすめます。
被介護者の状態に応じていろいろアドバイスしてくますし、ケアマネージャー(ケアマネ)の紹介もサポートしてもらえます。
折り合いのよい有能なケアマネがつくかどうかで介護の負担は大きく変わります。
ケアマネとの相性が悪い場合は地域包括支援センターに頼めば別の人に変えてくれますので、不満を抱えるのではなく、困ったら相談するというマインドを持つことが大切です。
介護は先が長いですから。
【ステップ4】「いくらぐらいなら支払えるか」を考える
親の支払い能力を確認することは介護においては必須です。
でも、これが結構ハードルだったりするのですね。
親の収入と支出、預金などの財産を把握しなければなりませんが、そもそも話題にしづらい上、それこそ認知症になったら何がどうなっているのかわからなくなってしまいかねません。
介護が迫ってきたと思ったら、真っ先に聞き出し、通帳などで確認することを強くおすすめします。
親の介護は親の費用負担で100%賄うのが筋です。
施設介護の場合、施設にかかる費用は千差万別です。
親の贅沢な希望を叶えるために子供が不足分を負担するようなことは、少なくともそれが苦痛であるなら避けるべきです。
私の場合、この点については比較的容易に把握できました。
在宅介護で最期まで通したので、結果として費用はさほど掛からず、親の年金と預金だけで回すことができました。
幸運だったと思います。
【ステップ5】「親がどこで暮らしたがっているか」を考慮
この質問を親にすると、ほとんどの場合「自宅で最期まで暮らしたい」と答えるのではないでしょうか?
ポイントは「考慮」はするけれども無理に叶える必要はない、ということです。
横井さんご自身も動画で主張されているように、介護者が無理をする介護は破綻する可能性が高いからです。
私が父と母のダブル介護を在宅で完走できたのは、かなりの幸運に恵まれていたからだと思っています。
どんな幸運だったかについては、また別の機会に書くことにします。
まとめ
介護は突然に始まり、暗中模索の中、疲労をかかえながらいつ終わるかわからないという実に過酷な試練です。
しかしながら、この試練を乗り越えないと悠々自適なセカンドライフにはたどり着けません。
大変な日々の中にどうやって希望を見つけていくか、そうした知恵が介護期間には必要なのだと思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次回のブログでまたお会いいたしましょう!
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