皆さま、こんにちは!当ブログ管理人の悠爺です。
今日は2025年12月28日、今年も残すところわずかとなりました。
皆さまにとってはどんな一年だったでしょうか?
2025年12月の資産状況がまとまりましたので、1年間の資産運用の総括も含めてご報告します。
前月に続き資産状況を
- ポートフォリオ編
- 分配金編
の2回に分けて報告します。
こちらはポートフォリオ編の報告となります。
資産状況
資産総額
資産総額の推移は以下のとおりです。

2025年12月の資産総額は2億4,432万46円となりました。
過去2021年~2024年の12月の資産総額も参考でグラフに表示しました。
2024年12月の総資産額が2億398万9,795円だったので、今年1年間で4,000万円以上増加したことになります。
ちなみに、過去の1年間の資産増額とあわせて記載すると以下となります。
| 1年間の資産増額 | |
| 2022年 | ¥14,100,135 |
| 2023年 | ¥24,712,936 |
| 2024年 | ¥31,139,841 |
| 2025年 | ¥40,330,251 |
年を追うごとに年間の増額幅が拡大していることがわかります。
ちなみに私の年収は2022年から全く増えていません。
もう62歳なので、今のご時世減らされていないだけまし、とも言えますね。
従ってこの増額幅の拡大は、いわゆる「複利の力」によるものと断言して間違いないでしょう。
かのアインシュタインが複利を「人類最大の発明」と称したのも理解できる気がします。
私が投資を始めたのは58歳と遅かったですが、やってよかったとつくづく思います。
あの時投資をやる決断をしていなかったら、全く別のリタイア生活を送ることになっていたかもしれません。
まだ大きな暴落を喰らってはいないので、本当の試練はこれからなのかもしれませんが。
さて、12月の総資産のうち運用資産は大きく以下の3つのカテゴリーで占められており、具体的には、
| 投資信託 | ¥44,582,569 |
| 米国株式・債券 | ¥68,184,681 |
| 国内株式・Jリート | ¥58,621,145 |
| 合計 | ¥171,388,395 |
となりました。
前月からの差分は、
- 投資信託 46,390,030円(11月)から1,807,461円減少
- 米国株式・債券 67,989,122円(11月)から195,559円増加
- 国内株式・Jリート 57,985,614円(11月)から635,531円増加
となっています。
投資信託が減少したのは、2021年の旧NISA(一般NISA)分を売却したことによります。
旧NISAの売却額は2,702,434円だったので、1,807,461円との差額の894,973円が実質的な増加だったとも言えます。
さらに上記3つのカテゴリー以外にSBI証券に入れている運用資産には以下のものがあります:
| 外貨建MMF | ¥2,674,672 |
| 預り金(円) | ¥0 |
| 預り金(米ドル) | ¥281,878 |
| SBIハイブリッド預金 | ¥5,669,253 |
合計8,625,803円。これを上記の3つのカテゴリーと合算した、
180,014,198円
が、SBI証券で運用している総額になります。
運用資産が1億8,000万円を突破したのは今月(2025年12月)が初めてです。
2021年に運用を開始して以来の運用資産の推移を下図に示します。

振り返ると、今年4月(横軸4/7/2025付近)に大きなディップが発生しました。
いわゆるトランプ関税ショックですね。
ただこのあとの回復は目覚ましく、トランプ関税ショックを乗り越えられた方は誰しも過去最高益を更新されたのではないでしょうか?
2021年8月に資産運用(投資)を開始して以来、約4.3年が経過しました。
累計リターンが50.4%なので、これを年利(annual return)に換算すると9.7%になります。
インフレが3%程度あると見て、差し引くと実質的な年利は6.7%程度となりましょうか。
いずれにしても、私のような投資初心者には出来すぎの結果だと受け止めています。
2026年は日本の金利も上昇し、期待過剰のAI関連株が調整局面に入るという話も耳にします。
あまり浮かれない方がよいですね。
コア・ポートフォリオ
コア資産のポートフォリオ(銘柄構成)は以下のとおりです。

比率を前月(11月)と比較すると、
- 株:46.9%(11月)→ 45.9%(12月)でマイナス1.0ポイント
- 債券:40.8%(11月)→ 40.7%(12月)でマイナス0.1ポイント
- コモディティ:12.3%(11月)→ 13.4%(11月)でプラス1.1ポイント
となりました。
株が1.0ポイントと大きく下げたのは旧NISAの売却によるものです。
コモディティ(ゴールド)は相変わらずの強さです。
評価額は約1億1,126万円で、11月より167万円ほど減少しました。
サテライト・ポートフォリオ
サテライト資産のポートフォリオ(銘柄構成)は以下のとおりです。

12月はとくに売買はしていません。
- Jリート・インフラファンド:55.0%(11月)→ 54.5%(11月)でマイナス0.5ポイント
- 高配当ETF:45.0%(11月)→ 45.5%(11月)でプラス0.5ポイント
となり、Jリート・インフラファンドよりも高配当ETFの方が優勢となりました。
リートの方が利上げに敏感だからかもしれませんね。
評価額は6,280万円で、11月から69万円ほど増加しました。
全資産ポートフォリオ
コアとサテライトの運用資産のほか、現金や生命保険などの安全資産も合算した全資産2億4,432万46円のポートフォリオをパイチャートにしてみました:

Jリートは一般に景気や金利に敏感で、株式並みのリスクがあると言われているので、赤色の仲間に入れました。
債券とコモディティは株式やリートとは異なる値動きをすることが多いので、リスクヘッジのアセットクラスとして一塊にし、その他現金等を安全資産とすると、
株式・リート:債券・コモディティ:現金等安全資産 ≒ 50:25:25 ※
に近い顔つきになっていることがわかりました。
仮に※を理想のポートフォリオとするのであれば、もう少し安全資産を株式・リートに投入してもよさそうです。
2026年のポートフォリオ戦略を考えるにあたり、この辺をヒントにしようと思います。
資産運用成績
2021年8月に資産運用を開始してからの累計損益の推移は↓のグラフのとおりです。
尚、ここでいう累積損益はコアとサテライトの損益の合計で示しています。

縦棒グラフのうち、緑色が分配金の累計金額で9,385,193円、ブルー色がキャピタル含み損益で450,904,346円となりました。
緑とブルーを合算した60,289,539円をトータルの損益とみなして、年当りのリターンに換算した値は9.7%となりました。
資産総額のチャプターで示した数字(9.7%)と一致しました(当然ですが)。
繰り返しになりますが、この数字は私には出来すぎのように思えます。
来年暴落や調整が起きても冷静に対応できるように心掛けたいと思います。
まとめ
2025年12月の資産状況を報告しました。
4月のトランプ関税ショックのときは、ちょっと肝を冷やしましたが、結果として過去を大きく上回る利益(含み益+分配金、売却益)を出すことができました。
長期投資の重要性については、言葉ではわかっていても、なかなか完遂できる人は少ないように思います。
とにかく一喜一憂しないことが重要と思います。
ここまでお読みいただきありがとうございました。次回のブログでまたお会いいたしましょう!

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